ジョルディ・ボルダス氏による、講習会を開催しました
去る4月上旬、ヴァローナは、『Adamance(アダマンス)』および『SOSA(ソーサ)』のグローバルアンバサダーであり、製菓の世界で革新的なアプローチを提示し続けているジョルディ・ボルダス氏を迎え、講習会を開催しました。
本講習会では、単なる技術やレシピの紹介にとどまらず、現在の製菓業界が直面している課題や変化、そしてこれからの未来をどのように描いていくかについて、参加者の皆さまとともに考える時間を大切に致しました。
「日々の現場」から始まる対話
講習会の冒頭では、参加者一人ひとりが日々感じている課題や疑問、
● 現場で直面する具体的な悩み
● 製菓業界において近年顕著になっている変化
● これからの製菓人に求められる在り方
といったテーマについてヒアリングを行いました。
ジョルディ・ボルダス氏は、こうした声に丁寧に耳を傾けながら、自身が提唱する「B-コンセプト」の考え方を軸に、それぞれの課題にどのように向き合い、解決への糸口を見出していけるのかを、具体例を交えて紹介しました。
技術ではなく「考え方」を持ち帰る
B-コンセプトは、単一のレシピや技法ではなく、「なぜそう考えるのか」「どのように組み立てるのか」という思考のフレームワークです。
今回の講習会では、完成品を目指すプロセスだけでなく、
● 原料への向き合い方
● 構造的なデザート設計
● クリエイティビティと再現性の両立
といった観点から、参加者がそれぞれの現場に持ち帰り、応用できる思考のヒントが共有されました。
未来の製菓を、共に考えるために
ヴァローナは、製菓製品の提供にとどまらず、製菓に携わる皆さまが、変化の時代を前向きに、創造的に進んでいくための対話と学びの場を今後も大切にしてまいります。
今回の講習会で交わされた問いや気づきが、それぞれの現場で新たな発想や挑戦につながりますと幸いです。
ジョルディ・ボルダス(Jordi Bordas)
クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー 2011 優勝(スペイン代表)
「ソーサ」「アダマンス」のグローバルアンバサダーシェフ。
2011年にクープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーのスペイン代表として優勝した後、スイーツ業界の次世代に彼の経験と知識を伝えることを目指し、バルセロナのビラデカンスに自身の菓子学校を設立。前例のない教育プロジェクトを推進している。
比類なき好奇心と、パティスリー業界に革命を起こしたいというモチベーションから、製菓の世界を徹底的に調査・研究することに数年間を費やし、このプロセスを通じて、「B-コンセプト」を開発した。「B-コンセプト」とは、ジョルディ自身が考案した、現代のパティスリーレシピ開発のための革新的なアプローチであり、従来のレシピ作成方法を見直し、より科学的・論理的な設計プロセスを取り入れ、より健康的で効率的なお菓子作りを目的としている。


